約 1,607,894 件
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1189.html
未投下 前へ 目次へ戻る 次へ Episode16 『死神』 缶蹴りから数日後・・・ 夜・・・ ---ブリーフィングルーム--- ミーナ「あれから1ヶ月・・・今日も満月ね・・・」 今日でちょうどハングドマンを打ち倒してから1ヶ月が経とうとしていた。 エーリカ「なんだかもう終わったはずなのに、いざ満月になると気になっちゃうね。」 エイラ「職業病みたいなもんダナ。」 ゲルト「そういえば・・・宮藤はどうした?それにリーネも・・・」 珍しく宮藤とリーネの姿が見えない。 ミーナ「そうね・・・どこへ行ったのかしら?」 バタン! そこへ誰かが強く扉を空け入ってきた。 ミーナ「リーネさん!?」 リーネ「ハァ・・・ハァ・・・」 息を切らせているリーネ。よほど急いでいたようだ。 ミーナ「どうしたの、リーネさん?」 リーネ「芳佳ちゃんが・・・」ハァハァ リーネ「芳佳ちゃんがいないんです!!」 坂本「なんだと!?」 ペリーヌ「お部屋にはいませんの!?」 リーネ「はい・・・どこを探してもいなくて・・・」 ミーナ「とにかく探しましょう!俺さん、サーニャさん。あなたたちも魔導針で探して!」 俺「はいっス!」 サーニャ「やってみます!」 ミーナが自身の固有魔法、三次元空間把握能力によって捜索を開始する。 俺とサーニャの二人も魔導針を発動させる。 俺(どこっスか・・・宮藤さん・・・) サーニャ(芳佳ちゃん・・・!) ミーナ「・・・いたわ!!」 ミーナがいち早く宮藤の存在を発見する。 シャーリー「見つかったのか!?」 ミーナ「ええ・・・滑走路の一番端に・・・でも・・・」 ルッキーニ「でも?」 ミーナ「宮藤さんだけじゃなくてもう1人・・・これは・・・」 ミーナ「・・・僕さん?」 ゲルト「僕?あいつは部屋にいるんじゃ・・・」 ミーナ「何か嫌な予感がするわ・・・とにかく、滑走路に向かいましょう!」 全員「了解!」 ---基地内滑走路--- 暗い闇が湛える夜を、月が明るく照らしている。 そんな中、滑走路の先で月を見上げるひとつの影・・・ 僕「綺麗な月だ・・・」 ツカツカ… 僕「?」 後ろからはもう1つの影が近寄ってくる。 僕は足音のするほうを振り返る。 そこにはいつも自分を避けていた少女がいた。 僕「宮藤さん?」 芳佳「探しました。」 しかしどうも様子がおかしい。 使い魔を発現させているのはいつものことだが、彼女の目は両方とも朱色に染まっていた。 僕「探すって・・・僕を?」 芳佳?「はい。ここで何をしているんですか?」 抑揚の無いどこか無機質な声で喋る宮藤。 僕「気がついたら自然とここへ来ていたんだよ。」 僕「なぜか月を見ていると、不思議と落ち着くんだよね・・・」 芳佳?「・・・忘れたのですか?」 僕「え?」 芳佳?「9年前、私とあなたは一度会っている。」 僕「9年前・・・?」 芳佳?「ようやく分かりました。初めてあなたを目にしたときから感じる、この感情の正体。」 芳佳?「あなたはダメ・・・あなたは・・・『敵』・・・」 僕「僕が・・・敵・・・?」 訳の分からない言葉に戸惑う僕。 だが、海面に映った月光が視界に入った瞬間、一つの記憶が彼の脳裏にフラッシュバックする。 僕「! そうだ・・・今夜と同じ満月の日・・・」 僕「ずっと前・・・9年前にもこんな・・・」 芳佳?「そう。私とあなたは9年前に会った。」 芳佳?「お互いに、敵同士として。」 僕「僕は・・・誰だ?」 僕「グッ・・・」ズキズキ 頭に走る痛み。 そして彼の中にあった記憶が更に断片的にフラッシュバックする。 僕「ハァ・・・ハァ・・・君は・・・誰だ・・・」 芳佳?「私は『ヒュプノス』。」 ヒュプノス「対ネウロイ非常制圧特殊生物兵装。ネウロイを倒すために生まれたネウロイ。それが私に与えられた役目。」 僕「倒す・・・ため・・・?ネウ・・・ロイ・・・?」 ヒュプノス「そしてあなたの本当の名称は・・・」 その名は以前からウィッチーズが追っている存在。 究極の存在と言われるものの名称。 ヒュプノス「『デス』。」 ヒュプノス「9年前、私が封印したネウロイ。」 僕「ネウ・・・ロイ・・・」 ザザッ… 僕「そうだ・・・あの日だ・・・」 ザザザッ…ザッ… 僕「僕は、あの研究所で生まれた・・・」 呼び起こされた記憶を辿りながら彼は語る。 僕「僕は・・・13番目のネウロイ・・・みんなが僕を・・・デスって呼んでた。」 僕「でも、僕が生まれたときに、力の一部が砕けて散らばった・・・」 僕「あの時の僕は・・・不完全だった・・・」 ヒュプノス「それでも、あなたの力は想定を超えていました。」 ヒュプノス「倒せない以上、残された道はこの身を呈して封印することだけ。」 ヒュプノス「そしてあの場に、封印の器としてたりるものはただ1つ。」 ヒュプノス「偶然そこに居た、人間の少年以外に無かった。」 ヒュプノス「もはや私に選択の余地などなかった・・・」 僕「『俺』くん・・・」 僕「そうか・・・僕はずっと彼の中に居たんだ・・・」 僕「12の力の破片に引き寄らせられるようにって、僕が彼を誘った・・・」 僕「そして・・・」 一度言葉を詰まらせる僕。そして、俯いた顔を再び上げる。 僕「・・・・・そうか。今・・・分かったよ。」 ヒュプノス「・・・・・」 僕「全て思い出した・・・」 僕「僕が誰で・・・どういう存在なのかを・・・」 ヒュプノス「私は・・・あなたを倒すために生まれた存在。」 ヒュプノス「私も、ようやく本来の役割を思い出しました。」 ヒュプノス「この少女の中に居たことで・・・」 ヒュプノス「私は、あなたを倒す。それが私の役目。私の任務。」 僕「・・・君も、ネウロイなのにかい?」 ヒュプノス「はい。私は、確かにネウロイです。」 ヒュプノス「いわばあなたも同胞・・・ですが、人工の存在である私を、氾濫分子としてあなた方は追い立てた・・・」 ヒュプノス「もはや私はネウロイとしても居場所を失ってしまった。」 ヒュプノス「そこへこの少女が現われた。そして、私に居場所をくれた。」 ヒュプノス「この少女には借りがあります。だから私はこの少女を守らなければならない。それがたとえ同胞を裏切ることになっても・・・」 そう言い終わるや否やヒュプノス・・・もとい、宮藤は両手を僕へと向ける。 ヒュプノス「消えてください。」シュンシュンシュン 手から数多の赤い火線が放たれる。 それは勢いを失うことなく僕のほうへと着実に向かう。 ズゴオオオオオオオォォォ!! しかし... 僕「やめるんだ・・・ヒュプノス・・・」 ヒュプノス「!?」 僕は生きていた。 彼は自分の目の前にシールドのようなものを展開している。 僕「・・・ごめん。」 そして彼は右手を翳し、何か衝撃波のようなものを放つ。 ヒュプノス「かはッ・・・!」 ドサッ! 少しの距離を吹き飛ばされ、そのままヒュプノスは動けなくなった。 ヒュプノス(申し訳ありません・・・宮藤芳佳・・・) 薄れ行く意識の中、ヒュプノスは宮藤にそう告げた・・・ 数分後・・・ 坂本「宮藤いいいぃぃ!!」 リーネ「芳佳ちゃん!!」 他のメンバーが駆け寄ってくる。 坂本「おい、宮藤!しっかりしろ!!」 ミーナ「大丈夫。意識を失ってるだけみたいね・・・」 俺「僕・・・お前、なんでここに・・・」 僕「・・・・・」 ゲルト「どういう訳か・・・説明しろ・・・」 硬く閉じた口をゆっくりと開く僕。 僕「全て・・・僕のせいだ・・・」 ペリーヌ「あなたが・・・あなたがやったって言うんですの!?」 坂本「やめろペリーヌ。あいつは戦う意思を見せていない。」 ミーナ「説明してもらえないかしら・・・あなたは、何者なの?」 僕「僕は・・・君達が『ネウロイ』と呼ぶものとほぼ同じ存在なんだ・・・」 エイラ「オマエが・・・ネウロイ!?」 僕「僕はネウロイから少し進んだ存在・・・12のネウロイが全て交わって生まれる、『宣告者』さ・・・」 サーニャ「宣告者・・・?」 僕「さっき・・・全てを思い出した・・・ネウロイの正体・・・そして、僕自身の恐ろしい正体も・・・」 僕「信じられない・・・!こんな事って・・・」 ミーナ「ネウロイの正体を知っているの・・・?」 僕「知ってるよ・・・」 シャーリー「なにっ!?」 僕「ネウロイたちの目的・・・それは・・・」 僕「『母なるもの』の復活。」 僕「死の宣告者・・・その存在に引き寄せられて、母なるものは目覚める・・・」 俺「死の・・・宣告者・・・それがお前だって言うのか・・・」 僕「そうだ・・・」 ルッキーニ「母なるものって・・・なに・・・?」 僕「大いなるものさ。君達の言語に、当てはまる言葉はない・・・」 僕「9年前、1人の人間の手によって無数のネウロイのコアが1つの場所に集められた。」 僕「そこで僕は生まれた。でも、なぜか僕は不完全なまま外に放り出され、そして、そのまま目を覚ました。」 僕「その後、僕はヒュプノスと相打ちになった。」 サーニャ「ヒュプノスって・・・この前聞いた・・・」 僕「そう、今ヒュプノスは彼女・・・宮藤さんの中で生きている・・・」 ミーナ「宮藤さんと融合したネウロイが・・・ヒュプノス・・・」 僕「あの子は僕を封印しようと捨て身で挑んできた。」 僕「そして僕は、たまたまそこに居た1人の子供の中に封印された・・・」 僕「その子供は僕を宿したまま成長し、そして偶然か運命の悪戯か・・・一番目のネウロイの眠るこの地へと降り立った・・・」 僕「君達の部隊の・・・新しい仲間としてね・・・」 エーリカ「新しい仲間・・・それって・・・!」 全員が1人の人物を驚いた表情で見つめる。 僕「そう、君だよ。俺くん・・・」 僕「僕はずっと、彼の中に居たんだ・・・」 俺「は!?」 俺(あいつが俺の・・・中に居た・・・?) シャーリー「中に・・・居た?」 僕「そして、僕の影響で彼は魔力を覚醒させウィッチとなり、この地へ降り立った時、1番目のネウロイが目覚め、それに連鎖して世界中に散らばった12のネウロイが満月になる度に順番に目覚めた。」 僕「彼の中の僕と・・・1つになるためにね・・・」 リーネ「僕さんは死の宣告者で・・・俺さんの体の中に入っていた・・・ってことですか・・・?」 ペリーヌ「いきなり言われて・・・信じられるわけありませんわ!そんなこと!」 僕「全て・・・僕が原因なんだ・・・ごめんよ・・・」 僕「それに・・・君達にはまだ・・・大事なことを・・・つた・・・え・・・」ドサッ エイラ「僕!?」 僕は意識を失い、その場に倒れた。 ミーナ「ひどく消耗しているようね・・・今日のところは引き上げて休ませましょう・・・宮藤さんの件もありますから。」 ミーナ「話の続きはその後ね・・・」 僕の口から語られた真実。 彼は9年前から俺の中で12のネウロイとの接触を待っていたという。 俺(ならあの『アニマ』は・・・俺の中に居たころの『僕』・・・?) 俺(・・・・・) 今は何もかも、彼が語らなければ分からないことばかりだ。 重苦しい空気の中、宮藤と僕を連れて基地へと戻った・・・ 翌日・・・ 夜 ---ブリーフィングルーム--- 仲間達が神妙な表情で座っていた。 少し離れた場所で、僕がパイプ椅子に座り、俯いていた。 宮藤だけは、依然意識を失っているためこの場には居ない。 ミーナ「全員、集まりましたね。」 ルッキーニ「僕、もう大丈夫なの?」 僕「ありがとう、ルッキーニちゃん。僕なら大丈夫だよ。」 僕「それに僕には全てを伝える責任がある・・・」 坂本「早速だが、聞きたいことが山ほどある。質問に答えてもらうが、かまわないな?」 僕「はい。大丈夫です。」 ミーナ「あなたは昨日、ネウロイたちの目的が『母なるもの』の復活にあると言った。」 ミーナ「まず教えてほしいの。あなたたちネウロイとは、一体なんなの?」 僕「ネウロイは・・・君たちの人間の負の心が集まって生まれた存在だ。」 俺「負の心・・・?」 僕「そう、君たちの中にある悪い心の・・・特に、死んでしまいたいと思う心・・・それが僕たちを作り出す。」 ペリーヌ「死んでしまいたいって・・・私たちはそんなこと思っていませんわ!」 僕「君たちはね。でも、世界中の、他の人はどうかな。」 ペリーヌ「! ・・・」 僕「争いが起って、大切なものを失ったり、他人に傷つけられたり・・・そこから立ち直れずに死んでしまいたいと思う人もいるんだ。その心が、僕たちを作るんだよ。」 ミーナ「・・・・・」 僕「・・・話をもどそう。ネウロイは、人々の負の心が大きければ大きいほど、その姿は大きくなり、負の心を持つ人々が多ければ多いほど、ネウロイの数も増える。」 僕「やがて、たくさんのネウロイ同士が集まって、より上の存在である12のネウロイが生まれる。それが君たちがアルカナネウロイと呼んでいたものだ。」 リーネ「あなたも、アルカナネウロイなんですか・・・?」 僕「そう、僕は12のネウロイがさらに集まって生まれる宣告者。13番目のネウロイだ。」 シャーリー「その宣告者・・・ってのはなんなんだよ・・・」 僕「宣告者は、ネウロイの母たる存在をこの星へと呼び寄せる存在。僕は、母なるものを呼び寄せるためだけに生まれたんだ。」 ミーナ「・・・ちょっと待って。母なるものとは・・・何?・・・復活すれば、どうなるの?」 僕「母なるものは太古、この星に『死』を授けた僕らネウロイの母たる存在さ。」 僕「目覚めれば、星は純粋な死に満たされて、全ての命は消え失せる・・・」 シャーリー「命が・・・消える!?」 坂本「それは・・・絶滅するということか・・・?」 僕「いや、正確には・・・『生きることを止めてしまう』と言った方がいいかな・・・」 エイラ「生きることをやめる・・・絶望病カ・・・?」 すでに世界中で絶望病が蔓延していた。 絶望病というその言葉もメディアで多く報道されたことにより、一般市民の間でも広まっていた。 そして僕の言葉を聞き、皆も同じことを連想していた。 俺「全人類があんなんになったら・・・」 僕「いや、そうして君たちが無気力になったところで、母なるものと全てのネウロイが惑星規模の破壊行動を開始する・・・」 坂本「瘴気による汚染に、ビームによる虐殺・・・人類、いや・・・生き物の全てはたちまち死に絶えるだろうな・・・」 それはまさに、星そのものの滅びであった。 ミーナ「それがグレゴリも言っていた滅びなのね・・・」 エーリカ「でもさ、そうだとしても何か防ぐ方法とかあるんでしょ?」 僕「・・・・・」 ペリーヌ「ちょっと・・・どうして黙ってるんですの!?・・・まさか、防げないとか・・・ないですわよね・・・?」 僕「すまない・・・」 ペリーヌ「どうして...なぜあやまるんですの!?」 リーネ「そんな・・・決まってるってことなの・・・?」 僕「そうさ・・・鐘が鳴ったのを聞いただろう・・・あの時、全てが決したんだ・・・」 僕「僕は死の宣告者・・・僕は・・・存在そのものが滅びの確約なんだ・・・」 全員が言葉を失った。 もはや滅びは免れられないという。 僕が現われたこと自体が、滅びの確約なのだと・・・ シャーリー「な・・・なあ。それって、いつ来るんだ?その・・・滅びは・・・」 僕「おそらく、次の春はもうやってこないだろう・・・」 俺「それって・・・すぐじゃないか!!」 サーニャ「・・・・・」 エイラ「お・・・オイ、みんな・・・なにビビってんダヨ・・・?」 エイラ「滅びだかなんだか知らないケド、今までだって乗り越えてきたじゃないカ!」 エイラ「ウィッチに不可能はない!そうダロ!?」 ルッキーニ「そうだよ・・・倒すだけだよ!!」 僕「それは無理だ。」 僕「母なるものの前では、力の大小なんか問題じゃない。」 僕「死なない命が無いように、母なるものを消し去ることなんて決してできないんだ・・・」 エイラ「そんナ・・・」 しばらく沈黙が続いた・・・ その沈黙を断ち切るように僕が口を開く。 僕「僕は・・・怪異が集まって出来た存在・・・」 僕「なのに人の姿をしていて、君達とこうして話せたり、喜んだり、悲しんだりも出来る。これは多分・・・僕が彼の中に居たからだ・・・」 僕「・・・・おかげで僕は、君達に選択肢を与えられる・・・・・」 サーニャ「選択肢・・・?」 僕「母なるものの訪れは・・・もはや避けられない・・・でも、その日までを苦しまずに過ごすことは出来る。」 俺「え・・・?」 僕「僕を・・・殺せばいい。」 ミーナ「なんですって!?」 僕「宣告者である僕が消えれば、人の記憶から、アルカナネウロイに関する一連の記憶は全て消える。」 僕「つまり、君達の記憶からこの救いのない現実を消すことが出来る。」 僕「もうなにも・・・決して思い出すことはない・・・当然、僕を宿していた事で、俺くんのことも忘れてしまうことになるけどね・・・」 僕「滅びの訪れは一瞬だ・・・何も知らずに迎えるなら、苦しまずに済む・・・」 ペリーヌ「全てを・・・忘れる・・・?」 僕「そうさ。今までのように、君たちはネウロイを倒すだけの日々に戻るんだ。それはそれで、辛いものがあるかもしれないけれどね。でも、滅びを怯えて待つよりは、ずっと楽なはずだ。」 僕「それに、僕を殺せば滅びまでの時間も少しは長くなるかもしれない・・・本来、僕の性質は母なるものと同じ。だから殺すことなんて出来ない。」 僕「でも、彼のおかげで・・・今の僕にはわずかだけ人の性質がある。俺くんの手でなら・・・たぶん出来るはずだ・・・」 ルッキーニ「僕・・・」 僕「もし僕を殺さなければ、全てが今のままになる。避けられない間近な死を怯えて待つ、救いのない日々がただ続いていく・・・」 僕「・・・僕はそんなのは嫌だ・・・君達に苦しんでほしくない・・・そんな目に、あって欲しくないんだ・・・」 俺「そんなの・・・出来るかよ・・・」 僕「優しいね、君は・・・」 サーニャ「・・・です・・・・・。」 エイラ「サーニャ?」 サーニャ「記憶がなくなるなんて・・・嫌です・・・!」 サーニャ「私、俺さんの事も、僕さんのことも忘れたくないです!」 サーニャ「みんなでここまで過ごしてきた記憶は・・・とっても大切なもの・・・それがなくなるなんて嫌です・・・」 エイラ「そうダナ・・・それに、忘れれば楽だなんて単なる逃げダ!」 僕「逃げることは・・・悪いことなのかな・・・?」 僕「逃げなければ、君達の想像を超えた、途方もない絶望が広がっているんだよ?」 僕「絶対に死ぬ・・・その怖さを君達はまだ知らないんだ・・・今の気持ちだけで簡単に決めない方がいい。」 しばしまた沈黙が流れる・・・ 僕が静かに立ち上がった。 僕「すぐに決めなくてもいい。少しだけだけど、まだ時間はある・・・」 僕「12月31日。ニューイヤーズイブって言ったかな・・・その日までに考えておいてほしい・・・」 僕「それを過ぎると、僕は母なるものと1つになり、君達の触れられない存在になる。」 僕「どちらにせよ僕は、母なるものの訪れと共に役割を終えて取り込まれるだけの存在だ・・・」 僕「僕の心配はいらない。31日になったら、また来るから・・・」 僕はそのまま出口へと歩き、扉を出た。 俺「おい、待てよ!!」ダッ 扉を開け、廊下を見渡す。 しかし、そこに僕の姿はもうなかった・・・ 俺(消えた・・・) 掻き消えてしまった。まるで、アニマのように・・・ ミーナ「また来る・・・ね・・・」 僕の口から語られた真実はあまりにも絶望的だった。 俺たちに与えられたのはただ死に方の選択だけ・・・ 立ち向かう術は皆無だと言う・・・ 各々が死について意識し始める。空気が次第に重くなっていくのが感じられた・・・ そんな中ミーナが口を開く。 ミーナ「・・・・・今日は解散とします。今は・・・私たちに出来ることを精一杯やりましょう・・・」 しかし誰もが黙ったままだ。 この日は重い空気のまま会議が終了した。 僕・・・もとい、デスの告白から一週間。 世間では絶望病が蔓延し、次々にネウロイの被害者が出ていた。 世界中の政府はついに外出禁止令を敢行。 世界中の街には軍の兵隊と陸戦専用ストライカーを履いたウィッチが配備された。 それにより治安は守られたが、人々の不安は日々募ってゆくばかりであった。 ---基地内ラウンジ--- 宮藤は意識を取り戻したが怪我がなかなか治らず、いまだ安静にしている。 ペリーヌ「あれから1週間ですわね・・・一体どうするんですの、これから?」 リーネ「ペリーヌさん・・・落ち着いてますね・・・」 ペリーヌ「悩んだって仕方がありませんもの。それに、ここ一週間のこの重苦しい雰囲気。正直耐えられませんわ。」 ミーナ「確かにそうね・・・」 エーリカ「人間って7日を過ぎるとどんな環境でも適応を見せるんだってさ。あのさ、ここはちょっと冷静に話し合ってみない?」 エイラ「・・・・・」 シャーリー「バルクホルン・・・お前はもう決めたか?」 ゲルト「さぁな。・・・だが逃げる気はさらさら無い。」 ミーナ「あなたは、母なるものと戦う道を選ぶということ?」 ゲルト「ああ。どんな相手かも分からないしな。まぁ、倒せないという話らしいが・・・」 ゲルト「リベリアン、お前こそどうなんだ?」 シャーリー「そうだな~・・・正直ここまで死ぬことについてここまで深く考えたのは初めてだよ・・・」 シャーリー「でも、どっちか選ばなきゃいけないってならあたしは立ち向かうほうを選ぶよ。」 シャーリー「何もしないで死ぬほうが、よっぽど辛い気もするしな。」 ゲルト「そうか・・・。ミーナはどうなんだ?」 ミーナ「そうね・・・私も、最前線の隊長をやっているはずなのに、死ぬことをどこか遠いことのように感じていたわ・・・」 ミーナ「これじゃあ隊長失格・・・ね・・・」 エーリカ「そんなことないよ。ミーナはよくやってくれてる。ミーナのおかげで、みんな今まで死ぬことをあまり考えずに済んだんだ。」 ミーナ「ありがとう、エーリカ・・・」 ミーナ「私としては、苦しいよりは、楽なほうが良いに決まってるわ・・・」 ミーナ「でもそれで、彼を殺すというのは・・・ね・・・」 ミーナ「それに、どの道死ぬだなんてのも、ちょっと気に入らないわ。」 リーネ「じゃ・・・じゃあ、僕さんには何もしないってことで一致でしょうか・・・?」 エーリカ「リーネはどっちなのさ?」 リーネ「わ・・・私は・・・」 エーリカ「まぁ、どう死ぬか選べとか言われても、そんなの選べないよね。」 エーリカ「そうそうエイラ達は?もう決めた?」 エイラ「いや・・・」 サーニャ「・・・・・」 ペリーヌ「どうしたんですの?まさか今更怖気づいたんじゃ...」 エイラ「ああ、怖いサ!死ぬんだゾ!?」 サーニャ「エイラ・・・」 エイラ「みんなも何ご立派な事いってんダヨ!絶対死ぬって意味考えたのかヨ!?」 この事について、エイラは人一倍悩んでいた。 彼女は固有魔法に未来予知をもつおかげで今まで幾多の死線を無傷で潜り抜けてきた。 それ故、彼女は他人の死を意識する事はあっても、自分の死についてはあまり意識する事がなかった。 なにしろ、今の一度も死ぬという状況になったことがなかったからだ。 しかし、彼女がここまで深く悩んだ理由は他にもう一つあった・・・ 彼女の言葉に返す言葉もなく、皆が押し黙ってしまう。 ミーナ「ならどうするの?殺すの、彼を・・・?」 エイラ「ワタシに出来ることなんてないサ・・・殺せるのは、一人だけなんだから・・・」 エイラが俺のほうを見る。 エイラ「原因は・・・明らかにオマエから始まってるんだ・・・」 エイラ「気づかなかったのカ・・・?アイツが中に居るってこと・・・」 俺「・・・・・」 エイラ「滅びは・・・お前が呼んじまったんダ・・・」 エイラ「お前さえ来なけりゃ、こんな事にはならなかったんじゃないのカ!?」 俺「っ!!」 サーニャ「エイラ!!」 俺「いいんだ!!」 俺が大声で反駁する。 サーニャ「俺さん・・・」 俺「いいんです・・・エイラさんの、言うとおりっス・・・」 俺「俺が来なけりゃ、こんな事には・・・」 サーニャ「違う・・・それは違うわ!!」 俺「違わない!!俺の、せいなんです・・・」 ゲルト「俺・・・」 俺「すみません、俺、今日この後哨戒あるんで、失礼します・・・」テクテク エイラ「・・・・・」 バタン 俺はそのままブリーフィングルームから出て行った。 シャーリー「大丈夫かあいつ・・・あんな状態で哨戒に出たら・・・」 ミーナ「そうね・・・でも、サーニャさんのストライカーが今、整備中だから代わりが居ないのよ・・・」 スクッ エイラ「・・・サーニャ?」 タッタッタ バタン ---基地内廊下:俺の部屋前--- サーニャ「・・・・・」 コンコン 「・・・・・」 コンコン 「・・・・・」 サーニャ「俺さん、あけてください・・・」 「・・・・・」 返事は返ってこない。 サーニャ「ならそのままでいいです。聞いてください・・・」 「・・・・・」 サーニャ「一人で、抱え込もうとしないで・・・」 「・・・・・」 サーニャ「あなたのせいなんかじゃ・・・ないです・・・」 「・・・・・」 サーニャ「・・・それだけです。また、来ます・・・」 トコトコ 「・・・ごめんなさい。」 深夜 ---バルト海上空--- 俺は哨戒の為、夜の空を飛んでいた。 しかし、海はいつもと様子が違い、波は大きくうねりをあげ、大しけの状態であった。 俺「・・・定時連絡。HQ、応答してください。」 本部《ザザッ…こちらHQ。》 俺「0430。S-13地点。異常なし。」 本部《了解。帰投せよ。》 俺「ウィルコ。」 そうして俺が基地へ帰投しようとしたその時だった。 ボフッ! 俺「!?」 突如、ストライカーが煙を上げる。 やがて煙はどんどんと大きくなり、ストライカーは制御を失い、俺は海へと落下してゆく。 ヒュゥゥゥ~ 俺(はは・・・ばちが当たったかな・・・) 俺(俺の人生も19年ぽっちか・・・せめて20までは生きたかったな・・・) 俺(でも、世界に対してこんな仕打ちをしたんだ・・・死んでも、仕方ないよな・・・) ――俺さん。―― 俺(あはは・・・こんな時まであの子の顔を思い出すなんてな・・・やっぱ俺、結局あの子の事あきらめきれてないんじゃん・・・) 俺(あの時、顔合わせときゃよかったかな・・・) 俺「サーニャさん・・・」ボソッ ドポン その日、俺一等兵が基地へ帰還することは無かった・・・ 次へ→ペルソナ17 -ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/persona-4/pages/11.html
ペルソナ4 攻略 ペルソナ4 攻略 キャラクター別 ペルソナ合体 ペルソナ4攻略/ペルソナ種類 ペルソナ4攻略/合体予報 ペルソナ4攻略/ペルソナ合体 種類 ペルソナ4攻略/料理 ペルソナ4/あるかなチャンス
https://w.atwiki.jp/persona2tsumi/pages/233.html
名前 LV 消費SP 初期スキル マテリアルカード タロット 主人公 成長タイプ(速度) 力 属性 習得スキル(ランク) 耐性 栄吉 成長タイプ(能力) 体 物理攻撃 リサ レベルアップボーナス 技 物理防御 舞耶 魔晶変化 速 魔法攻撃 ゆきの 変身ペルソナ 運 魔法防御 変異習得スキル 個性 淳 アドラメルク 57 38 ひっかき - 228 ☆ 長期成長 44 無 ポズムディ(2)投げキッス(3)マハガルダイン(5)グラダイン(6)闇の審判(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―- 風―- 地―- ☆ 魔攻重視A 42 202 ○ 運+1 52 198 氷―- 電―- 核―- 光―弱 闇―反 万―- 経―耐 精―耐 ○ 疾風のカード 50 149 ○ LV60杯ダグダ 43 151 メギドラ 短気 強気 賢い ☆ バルバトス 41 28 ザンマ - 164 ☆ 晩成 30 地 マグダイン(3)トリプルダウン(4)錯乱の舞踊(6)ねらいうち(8)(グレイトマグナス) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―- 風―弱 地―反 ☆ 魔攻重視B 28 142 ○ 運+1 38 138 氷―- 電―- 核―- 光―耐 闇―耐 万―- 経―耐 精―耐 ○ プリンパカード 33 108 ○ LV45杯バッカス 34 109 大地の怒り 強気 陰気 賢い ☆ カバンダ 25 19 アクア - 100 ☆ ノーマル 18 水 かみつき(2)マハアクア(4)マカラカーン(6)カレントピラー(7)突撃(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―弱 水―無 風―- 地―- ☆ 補助B 22 86 ○ 運+1 24 94 氷―- 電―- 核―- 光―耐 闇―耐 万―- 経―耐 精―耐 ○ フリータロット×10 19 68 ○ LV25杖ナンキョクロウジンLV30杯ガラハド 16 71 マハアクエス 強気 陽気 ☆ シャックス 17 15 ブフ - 68 ☆ 晩成 11 水 雄叫び(2)ジオ(3)スリープスペル(5)ブフーラ(8) 剣―耐 飛―弱 打―耐 投―- 技―耐 火―弱 水―無 風―- 地―弱 ☆ 大器晩成C 10 56 ○ 運+1 17 54 氷―- 電―- 核―- 光―耐 闇―耐 万―- 経―耐 精―耐 ○ HPインセンス×2 19 47 ○ LV20金貨フクロクジュLV25刑死者カバンダ 10 47 デカジャ 強気 賢い ☆
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5249.html
ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス 【ぺるそなきゅー しゃどう おぶ ざ らびりんす】 ジャンル RPG 対応機種 ニンテンドー3DS 発売・開発元 アトラス 発売日 2014年6月5日 定価 6,980円(税別) 判定 良作 ポイント 良質なクロスオーバーシナリオ戦闘とキャラ性能のバランスに難あり怖すぎるお化け屋敷 女神転生シリーズ 世界樹の迷宮シリーズ 概要 特長・評価点 シナリオ 戦闘システム その他システム 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 概要 アトラスの人気RPG『ペルソナシリーズ』と『世界樹の迷宮シリーズ』のコラボ作品。 世界観やシナリオは『ペルソナ3』(以下『P3』)及び『ペルソナ4』(以下『P4』)をベースにしている(*1)。 ダンジョンや戦闘システムは『世界樹の迷宮』シリーズがベースとなっている。 キャラクターデザインは『ペルソナ』の副島成記氏だが、『世界樹』を意識してかSD化されたデザインとなっている。 特長・評価点 シナリオ 良質なクロスオーバーシナリオ ゲーム開始時に『P3』主人公と『P4』主人公の選択を行い、選んだ方の作品がメインとなる。選択に関わらず両者とも命名することになる。 選ばなかった方はアニメ準拠の性格付けがされ会話にも参加してくるようになり、選んだ方は原作ゲーム準拠で選択肢以外に台詞はなくなる。 『P3』及び『P4』キャラの日常的な交流シーンや、原作での人間関係の問題を別作品キャラを加える事で解決する等、非常に上手くまとめられている。 同じくクロスオーバーの『P4U』『P4U2』が格闘ゲームに付随するシナリオである為に終始シリアスとなっているのに対し、本作は舞台が「文化祭」なだけに全体的に明るく、日常的な会話も多い。また、本来なら時間がずれている為に『P4U/2』では『P3』メンバーが「人生の先輩」扱いだったが、本作は同年代で出会っている為に、対等な関係で描写されているのも本作独自の点。 順平と陽介の3枚目コンビの会話や、コロマルとクマのマスコット対決、女子一同での女子会等々。 『P4』に比べると人間関係が良くなかった『P3』キャラが『P4』メンバーを交える事で人間関係を改善したりといったシーンも。 両作とも、仲間が全員揃いかつ物語の核心にはまだ到達していないタイミングで召喚されている。 そのため原作では途中退場するキャラも最後まで使用できるという、そのキャラのファンには非常に嬉しい要素も。 当然ながら原作での出来事が話題になることもある。攻略には影響しないがプレイ済みならニヤリとできる。 キャラの秘密が明らかになったり、人生が決定的に変化したりというイベントは構造的に起こせない。その点も踏まえ原作のプレイをおすすめしたい。 ベルベットルームの3人も一堂に揃い、サポートを担当する。 『P3』のエリザベスは保健室で回復と依頼の請負、『P3P』のテオドアは美術室で装備作成とアイテム売買、『P4』のマーガレットはベルベットルームでペルソナを管理する。また、ベルベットルームには『P4G』のマリーも登場(すれちがい通信担当)。 ベルベットルームの主であるイゴールは欠席。担当声優の田の中勇氏が2010年に逝去されて以降も声優はそのままライブラリ出演により様々な関連作品に登場してきたが、本作では登場しなかった。 デザイン 2D調にデザインされたペルソナ使い達は可愛く、カッコよく高評価。本家のデザインを世襲しながら違和感がないようなデザインである。 ごーこん喫茶 第二幕の「ごーこん喫茶」では運命の相手を選択肢で選べる。女子メンバー、男子メンバー、ベルベットルームの住人、果てはマスコットキャラのコロマル、クマまで選べる。通常の恋人候補、別作品のヒロイン、男子キャラなどの好きなキャラのお姫様だっこや結婚式の写真などの反応を楽しめて、高評価。 BL、ギャルゲー、NTR…など様々な要素が詰め込まれており かなりカオス 。ラストダンジョン解放前なら何度でもやり直せる。 『ペルソナ』らしいメインシナリオ 本作のオリジナルキャラクター「善」と「玲」を絡めたメインシナリオはある程度、アトラスらしい先の読める王道で暗く、重い展開ながら、クロスオーバーをまとめるシナリオとして良好。 OPやにステージなどに細かい伏線が張られているなど気は抜けない作りとなっている。 「3」設定の追加描写 今まで主人公がベルベットルームに行く際に仲間にどのように思われているのか不明だったが、今回で第三者からどのように見られているかが描写された。 4コマアンソロジーでは「空気椅子している」「ぶつぶつ文句言ってる」などネタにされていたが、実際にはベルベットルームのことを仲間に説明していたようだ。 戦闘システム 戦闘システムは前列最大3人、後列最大3人、合わせて5人までの『世界樹』形式。 これに『ペルソナ』のシステムを上手く『世界樹』のシステムに溶け込ませている。 サブペルソナシステム 本作では『ペルソナ』原作と異なり、『P3』『P4』主人公両名ともペルソナチェンジができない。その代わり、ペルソナ使いではない善と玲(*2)を除く全員がサブペルソナを所持・付け替えることが出来、メインペルソナ+サブペルソナという構成で戦う。 ただし「戦闘中にサブペルソナを臨機応変に付け替える」ことはできなくなっている。 ステータスや耐性はメインペルソナのものが適用される。耐性系スキルを除きサブペルソナは影響しない。 サブペルソナにはボーナスHP・SPが設定されており、戦闘時のみメインのものに上乗せされる。上乗せは戦闘突入の度にやり直しされるため、スキル消費分をボーナスの数値以下にすることにより永久機関が可能。 探索中の回復スキルは当然、メインのSPを消費する。 トラップ等でHPSPが空になった状態で戦闘に突入してもボーナス分は保証され、事故死軽減に一役買っている。 スキル関連 本作では1キャラにつきメインペルソナの固定枠が4種、スキルカードによる自由枠が4種、サブペルソナ枠が最大6種の最大14種のスキルが習得可能になっている。 善と玲のみはペルソナ使いではないので14枠全てが固定。ペルソナ使いたちのメインペルソナ同様、上位スキルを覚えると自動的に上書きされる。 スキルカードとサブペルソナで好きなスキルを10種付けられるので、ペルソナ原作に比べて仲間の育成の自由度は大幅に増している(*3)。 合体関連 シリーズ伝統の2身合体や3身合体はもちろん、真・女神転生IVで登場した検索合体も搭載。手持ちのペルソナで何を作れるかがわかりやすい。 また、ペルソナを犠牲にしてスキルカードを抽出したり、別のペルソナに経験値を分け与えたりすることも可能になった(但し、利用できるのはストーリーがある程度進んでから)。 これによりペルソナの強化がより容易になり、また不要なペルソナの使い道も増えたのもうれしいところ。 BOOSTシステム ペルソナ原作のように相手の弱点を突くと有利になるシステム。クリティカル発生時にもBOOST状態になる。 弱点攻撃時とクリティカル発生時にはBOOST状態になり、その状態ではターン開始時に最速で行動出来る上、次の行動のコストが0になる。 相手の弱点を突いた際には敵が転倒することがあり、転倒時は1ターン何もできなくなる。 BOOST状態は敵の攻撃を受けると解除される為、「後半は敵がダウンしにくくなる」、「全体攻撃も増えてくる」といった要因でゲームが進むごとに段々使いづらくなってくる。 とはいえ、スキルの組み合わせをしっかり考えれば最後までBOOST状態は活かせるし、システムが死んでるというほどではないが。 程よく調整されたゲームバランス 『世界樹』初心者(あるいは知らない人)へ向けてか、基本の難易度は『世界樹』シリーズに比べるとやさしめ。 難易度は5段階用意されている。最高難度の「RISKY」を除きゲーム中に変更が可能。なおシナリオやエンディングには影響しない。 RISKYではペルソナ原作同様に主人公が死ぬとゲームオーバーになる。 ちなみに即死魔法用の防御アイテム「ホムンクルス」は本作でも存在するが、一度死ぬ処理を挟んでいるのか、難易度RISKYではホムンクルスで即死を免れてもゲームオーバーになる。(*4) おおよそバランスよく作られてはいるものの、後述のような問題もある。 十分なボリューム ダンジョンの階層ごとに異なるギミックが用意されており、最下層ではそれらを総合したものとなる。 各ダンジョンのモチーフに沿って明確なストーリーが進行し、ちょっとした行き止まりでも会話が発生したりと飽きさせない工夫が見える。 2周目以降の要素や隠しボス等、やりこみ要素もしっかりある。 その他システム マッピングに使用できるアイコンも多様で、形だけでなく色も多数用意されており、非常に使い分けやすい。 アイコンの色分け・壁ギミックアイコンは、世界樹の迷宮シリーズに無い本作独自ものでありながら非常に使い勝手が良く、マッピングに工夫を凝らすことができる。 ダンジョンには階層ごとに踏破率が設定されており、100%になると強力な装備が入った特殊宝箱が開く。(*5)行き止まりに多く用意された会話イベントと併せて、行き止まりでの徒労感を軽減している。 『ペルソナ』の依頼システムも搭載。 エリザベスの依頼に応える事で報酬も出る。 BGMは『P3』・『P4』どちらで始めたかで戦闘BGMが変わるほか、一部のイベントでは原作の曲を使用している。 セーブスロットは3つだがSDカードにも保存できる為、セーブ数で困る事はまずない。 賛否両論点 「短期決戦前提」の戦闘バランス 全体的にスキルの使用コストが高めなため、探索中に長期戦が続くとあっという間にHPもSPも尽きる。 前述のように、サブペルソナのボーナスHP・SP分は戦闘ごとに回復するため、ボーナス分で敵の弱点を突いて速攻で終わらせるのが基本となる。 キャラのデフォルメ化 全員がデフォルメされたのはペルソナシリーズでも異質な為、原作ファンの間でも少々意見が分かれ気味。 デフォルメ自体に肯定的な人でも、「可愛らしさの所為でシリアスシーンの印象が薄くなる」という声も。 一部ダンジョンの演出 お化け屋敷がモチーフのダンジョンが登場する。「文化祭」の定番であり、そのチョイス自体に問題はないが、(個人差はあるが)雰囲気と演出が相まって本当に怖い。 謎解きの難易度も高く、下手するといつまでもこのダンジョンに留まることになる。 このダンジョンのF.O.Eは能動的に襲い掛かってくるタイプが多く、迂闊に移動するとあっという間に追いつめられる。 出現位置が固定のF.O.Eもあるが、そのF.O.Eの出現の演出がビックリ系のそれである。別の意味でプレイヤーを追い詰める。 それ以外にも壱の怪某所の「黒板に書かれた文字」など、別の意味で恐怖感のあるギミックも多い。 それだけ出来が良いとも言えるが、苦手なプレイヤーにとってはまさに苦痛である。難易度云々以前に、このダンジョンに耐えられなくてゲームを投げ出したプレイヤーもいる。 謎解きの難易度 仲間がほぼ答えに等しいヒントを言ったり、後々重要になる事柄はわざわざ赤文字で注意喚起してくれたり、隠し通路やイベント発生地点の正面に来ると毎回発見を知らせてくれたりと至れり尽くせりである。 『世界樹』シリーズとは異なり明確な個性を持ったキャラクターの集まりであるため、謎に対し意見を述べるのはごく自然なのだが…。 第三迷宮の途中あたりからは目に見えてヒントが減り、難易度が上がる。 問題点 ゲームバランス面 雑魚戦においてハマ・ムド系の即死魔法が強すぎる。 光及び闇の弱点持ちであれば高確率で効き、耐性さえなければ何度目かで倒せてしまう。 その為、両方を覚える直斗もしくは覚えさせたサブペルソナだけでダンジョン攻略難易度は格段に下がる。 もちろん無効の敵には効かないが、光と闇両方無効なのはボスと一部を除くF.O.Eのみ。最終盤まで便利なレベル。 さらに状態異常の付着率を上げるスキル「不浄の手」を所持していると、耐性なしならほぼ確実、耐性持ちでも相当の確率で効くようになってしまい、「もう直斗(もしくはハマムド両方持たせたキャラ)一人でいいんじゃないかな」レベルになってしまう。 一応、戦闘終了時のサブペルソナ取得が「BOOST状態の味方が多いほど出安く、良い物になる」という仕様である為、戦闘開始直後に即死させると光・闇が弱点の敵以外からはサブペルソナ入手がしづらくなるという欠点はある。 最終的に物理スキル偏重になりがち。 魔法スキル重視でもゲームクリアは十分出来るが、最終的には何かと物理スキルの方が便利な点が多い。 物理スキルの威力を強化する方法が多い他、最上級ペルソナの固有スキルにも強力な物理スキルが多い。 使用コストの面でもSP消費の魔法スキルに比べ、HP消費の物理スキルの方が回復手段が豊富で、長期戦にも対応しやすい。HPを減らすことで事故死の危険性は増えるが、それも難易度が控えめなおかげであまりデメリットになっていない。 単体技限定ではあるが、魔法4属性(火・氷・風・雷)のうち一つを同時に併せ持つ物理スキルが存在する。複数人で属性を分担して揃えれば、敵の弱点を突くうえでもあまり困らない。 範囲攻撃や複数回攻撃ならば高確率でクリティカルして相性を無視したダメージを与えるため、弱点を突く必要すらなくなってしまう。 加えてメガテンシリーズではおなじみの物理反射はない(というか、反射自体が存在しない)為、物理偏重で勝てない敵がまずいない、というのも一因。 せっかくのオリジナルキャラクターである善と玲が終盤になると力不足になりがち。 善と玲は全属性攻撃、一列回復(HP回復、状態異常回復、封じ回復の3種)等のスキルを覚える為、汎用性は非常に高い。ステータスもまんべんなく高く、耐久力は後衛ながら前衛職に迫るほど。特に序盤では非常に心強い。 特に複数対象の封じ回復スキル、及び一定確率で状態異常・封じを防ぐパッシブスキルは彼のみの特権。 反面、サブペルソナの付け変えが出来ないためにボーナスHP・SPの回復が存在せず、またスキルの付け替えや追加も不可能な為、他のキャラに強力なスキルが揃う後半になるにつれて相対的に力不足になっていってしまう。 中でも攻撃スキルの威力不足は深刻。攻撃役は他のメンバーに任せることになる。 SPに関しては移動中にSPが自動回復するスキル「安息の旅路」を覚えるので、長期的な探索においては他のキャラクターにはない燃費の良さも持っている。 HP回復スキルもレベルアップでスキルが強力になるにつれて回復量も十分な量になり、一列回復できる点は便利だが、移動中に使えないのが地味に痛い。また終盤に全体全回復魔法のスキルカードが入手出来るため、これに比べるとどうしても回復力で大きく劣ってしまう。 即死魔法である光属性が弱点であり、他の弱点属性よりも敵に使われた際の被害が大きいのもきつい。弱点属性への対策は、耐性持ちサブペルソナか耐性アクセサリの装備で行うシステムだが、善と玲はサブペルソナを付けられないのがここにも響いてくる。また、アクセサリ枠は一つしかないのでこの為だけに枠を占有はしづらい。 FOE等のボスを除けば全体即死魔法を使われる事もほとんどないので、即死魔法を使う敵が多発する地帯以外ではそこまで困りはしないものの、それでもやはり不意の事故死は起きてしまう。 とはいえ必ず戦力外となる訳でもなく、あくまで攻撃役としては出番が無くなるだけであり、終盤に入手出来る強力な専用装備、後衛ながらも高いステータス、唯一無二の状態異常対策スキルといった長所を活かして補助役に徹すれば十分に活躍は見込める。 威力こそ低いが、無条件で4つの属性攻撃を使える点は便利であり、終盤のボスでこれが役に立つ場面もある。 システム面 持ち物及びサブペルソナの所持数がすぐいっぱいになる。 ある程度の探索をするとすぐ上限に達するため、一つの階層を一気に攻略といった事が難しい。 そのタイミングを見越してか、依頼や校内散策イベントが増えるようになっているため、適度に帰ってほしいという開発の考えのようだが、煩わしく感じることも多い。 原作の『世界樹』シリーズほどではないものの、ちょっとしたミスであっさり死ぬ事もあるので、初心者へ向けての調整といった面もあるようだが。 所持数の上限14に対して一つのパーティに付けられるサブペルソナは最大7人分。合体・イケニエ素材や探索・ボス戦特化のものを個別に用意しようとするとまるで足りなくなる。 原作同様ペルソナ全書も存在するので、金があればいくらでも引き出せはするが。むしろ素材として使うなら、ランダムで目当てのサブペルソナが落ちるのを待つよりそちらのほうがはるかに手っ取り早い。 シナリオ面 一部のネタが少々くどい。 『P3』『P4』女性キャラの壊滅的な料理スキルネタや完ニのガチムチ系のネタ等、度々ネタにされる為、ウザく感じる人もいるほど。 上記の例のように『キャラクターのとある一面を過剰に強調する』描写が目立つ。これだけのキャラクターが居る中で一人一人を目立たせる為には仕方のない措置とも言えるが。 クマの不遇ぶりが若干目立ち、一部では「本作のオチ要員」と表現されることも。女性陣にアプローチしても冷たくあしらわれる、張り切って行動を起こすもドジを踏むといった場面がイベントの締めとして散見される。そんなクマを尻目にP4の女性陣からも可愛がられ、謎解きのヒントを探し当てるなど颯爽と手柄を立てるコロマル、といった構図がセットになっていることも多く、クマの自業自得であることが多い点を差し引いても、少々ぞんざいな扱いを受けている(*6)。 ただし、これについては元々クマ自体がそういうキャラである為原作崩壊というわけではない。マスコット枠としてコロマルと比較されることで余計際立ってしまった。 『P3P』で登場した女性主人公が登場しない せっかくのクロスオーバー企画であり、キャラゲーとしても良質な本作に参加できなかったことを悔やむファンも多い。特に同じく『P3P』が初登場であるテオドアが出ているだけに、彼女を思い出したプレイヤーも多かった。 また、特定のタイミングまでは何度も楽しめる第二迷宮の アホラスっぷり全開のイベント が用意されていることも、「何故ここまでやっておいてハム子が居ないんだ」という不満点が上がる要因の一つとなっている。 複数の主人公を用意する手間や、本来IF的な存在である彼女をシナリオにどう絡めるかといった問題もあるので、おおよそ仕方ないとも思われているが。 キャラの増加に対してそれを扱い切れていないシナリオ クロスオーバーに付き物だが、キャラが多すぎて扱いきれて無いことが多く、一部キャラ空気だったり、一発ネタキャラになるなどが起こることが結構ある。 その他細かな問題 マッピングのメモ機能自体は便利だが、単語の変換機能で使いづらさを感じる事も多い。 学習機能はおろか予測変換機能すらない。本作の前年に発売された新世界樹の迷宮にはこれらは既に実装されていたのに、それを参考にしたはずの本作には何故か備わっていない。 「き」で「木」がすぐに出ない等の一般的な変換候補の欠落があったり、「きえ」なら「消え」に変換できるのに「きえる」で「消える」に変換してくれないといった謎の不親切仕様だったり。 ゲーム内で登場する固有名詞や語句も変換候補に載らない。また、漢字の登録ミスなのか、ゲーム中に使用されている漢字でも一部使えない文字がある。その為、宝箱の中身をメモしようとしても代替の漢字かひらがなを使わざるを得なくなる。 世界樹の迷宮シリーズとX/Y/L/Rボタンの役割が異なっている。世界樹の迷宮シリーズの操作に慣れているとそれらの違いに手こずる場面が多々ある。 ムービーのリプレイ機能等がない 要所要所で挿入されるムービーシーンの出来がいい(特にEDムービーの評価は高い)だけに、それが見返せないのは少々残念。 選択肢により内容が変化する物も多く、全て見たい場合はマップ上のイベントが発生する地点を把握した上でセーブしておかなければならない。 EDムービーに関して言えば、クリアデータさえ残しておけばラスボスを倒しなおす手間で見る事が出来るだけマシな方かもしれないが。 P3、P4のような衣装変更要素がない 本作もSDとはいえ原作同様の3Dモデリングである為、同じような衣装変更を望むプレイヤーもいた。 現にエリザベスは「ナース服」と「ベルベットルームの青い服」の2パターンある。 総評 見ての通りの「ペルソナキャラクターを使った世界樹」である。 それぞれの原作システムを上手く溶けこませており、また、『P3』と『P4』のクロスオーバーとしてみても非常に出来が良い。 世界樹シリーズの探索型RPGが少々人を選ぶものの、苦手でなければ『P3』『P4』ファンにオススメできる良質なコラボ作品に仕上がっている。 無論、世界樹シリーズのファンだけどペルソナは知らない、というような人でも(一風変わった世界樹として)十分に楽しめる。 その後の展開 2018年11月29日に続編である『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』が発売された。 P5キャラが追加参戦の他、P3P女主人公も参戦している。 本作でP3女主人公が参戦しなかったことはやはり反響があったのか、初公開のPVでは締めのサプライズ発表を飾った。
https://w.atwiki.jp/wiki10_persona3/pages/93.html
○○はペルソナ名 わたしは○○。貴方とわたしは、まさしく同源の輩なり… イヌガミ オモイカネ キングー ホクトセイクン 我は○○。汝が勝ち戦の、猛き先駈けとならん! アラミタマ ヴィシュヌ エリゴール オルトロス キマイラ コウモクテン ジークフリード シヴァ ジコクテン シュウ スルト セイテンタイセイ ソロネ ティターン トール ナーガラジャ ナラシンハ ハヌマーン ベリス ミトラ 我は○○。汝と共に覇道を行かん… アークエンジェル アラハバキ ヴァーチャー ウリエル オオミツヌ ガブリエル コウリュウ サンダルフォン ドミニオン パワー マサカド メルキセデク ヤタガラス アタシは○○。仕方ないか…アンタを守ったげるよ。 ネコマタ ピクシー ヨモツシコメ ランダ リリム おいらは○○だホー!コンゴトモヨロシク! ヒホホー!! キングフロスト ジャアクフロスト ジャックフロスト ジャックランタン 我は○○…汝より生まれ出で、汝の傍らに歩む者なり… アスラおう アナンタ ヴァスキ ウベルリ オーディン ガネーシャ ガルーダ ケツアルカトル ゲンブ サキミタマ サトゥルヌス ジャターユ スザク セイリュウ セト ビャッコ タケミナカタ タナトス チェリノボグ ナンディ ビシャモンテン ファルネウス プリンシパリティ ホルス モト わたしは○○。心根を共にする君と、いざ参りましょう… アレス ヴァルキリー オセ オベロン ナタタイシ 私は○○。死も時も、私と貴方を分かてぬでしょう… ヤマタノオロチ 私は○○。全てが貴方と表裏一体…お忘れなきよう。 インキュバス クラマテング サマエル ディオニュソス ナーガ ニギミタマ ネビロス ペイルライダー ベルゼブブ レギオン ロア わたしは○○。いつかこの日が訪れると信じておりました… クイーンメイブ パールヴァティ ラファエル 私は○○。これよりは、貴方と共に在りましょう… アティス アヌビス クロト サタン ゾウチョウテン トランペッター ミカエル メサイア リリス ルシフェル 私は○○。貴方の輝ける矛となりましょう… オオクニヌシ クー・フーリン サティ スカアハ フォルトゥナ メタトロン わたしは○○。お傍には、いつもわたしがおります… アプサラス ノルン ラミア わたしは○○。この身、既にして貴方のもの… キクリヒメ キュベレ マザーハーロット 私は○○!この力、その目でとくと御覧なさい。 カーリー ガンガー サキュバス ターラカ ナルキソッス わたしは○○。いつ何時も、お慕い申し上げております… サラスヴァティ ティターニア 私は○○…貴方のもうひとつの顔…もうひとつの姿… アバドン ヴェータラ キウン クシミタマ デカラビア わたし○○…ずっと一緒に、遊んでくれる? アリス 俺は○○…いっちょ、ハデにおっ始めようぜ! オロバス ギリメカラ グルル スサノオ フラロウス ロキ わたくしは○○。その身を護り、その傷は癒しましょう… アリラト だいそうじょう ハリティー ユニコーン ラクシュミ リャナンシー わたしは○○。共に往く覚悟なら出来ております… アトロポス エンジェル バロン わたしは○○。冥府の果てまでも、お共して参ります… スカディ タケミカヅチ ラケシス FES追加 アタシは○○…勝つか死ぬか…覚悟はいいね? ヤクシニー わたしは○○。貴方の御力になれるよう、頑張りますわ。 ハイピクシー エンプーサ あたし、○○。えっと…優しくしてね? カハク アルプ ここに在るは○○…百万の軍でも倒して見せましょう… カルティケーヤ 俺は ○○…仏法の守護者にして、おぬしを守る者… アタバク ○○だ…連れてってやるよ、地獄の向こうへ… ヘルズエンジェル 我ハ ○○…ウヌノ チカラ 見セテミヨ… スパルナ パズス トート シーサー 私は○○…この剣、お前の為に振るとしよう… ラクシャーサ ハアシラ ○○。ソンヨトコ モロシグ… モスマン ユルング ケツアルカトル(FES) うぉ うぉれは ○○!うぉまえと ひとつぅぅぅ! ニーズホッグ クヴァンダ ヘカトンケイル スライム グール レギオン(FES) 我は ○○…我を喚ぶとは、いい度胸だ… バアル・ゼブル 我を喚ぶのは誰ぞ…ほほう、小僧め…命が惜しくないと見ゆる…我は ○○…暫くは小僧に力を貸してやろう… マーラ ルシファー
https://w.atwiki.jp/wiki10_persona3/pages/362.html
ペルソナ/レベル順/FES ここはペルソナをLV順でまとめるページです アルカナ順は【ペルソナ/アルカナ別/FES】を参照 仲間のペルソナは【ペルソナ/仲間】を参照 LV順、LVが同じならアルカナ順 LVが高い方が下 特記すべき事項があるなら備考へ 継承タイプは合体時の、スキルの継承傾向のこと。 タイプごとの詳細は【合体・受胎】のスキル継承対応表を参考。 ※スキルの習得LVはFES本編のもので、後日談では全て1LV刻みで習得します。 ペルソナ/LV順/FES ┣LV01-LV49 ┗LV50-LV90
https://w.atwiki.jp/personaxpersona/pages/18.html
ペルソナスキル一覧(自動)耐性 無効 反射・吸収 威力系 [射撃]系 見切り系 効果UP系 確率UP系 ステータス上昇系 ステータス低下系 自動回復系 カウンタ系 ペルソナスキル一覧(自動) 習得すると、戦闘中に常に効果を発揮するスキル。 耐性 スキル名 習得条件 属性 種別 対象 効果 ○○耐性(属性) - 効果参照 自動 自身 習得時に[属性]を[☆主属性]からひとつ選ぶ。スキル名の《○○》には、選択した属性の名前が入る。選択した属性に対して、[耐性 耐]を得る。 ○○耐性(状態異常) - 補助 自動 自身 習得時に[状態異常]からひとつ選ぶ。スキル名の《○○》には、選択した[状態異常]の名前が入る。選択した属性に対して、[耐性 耐]を得る。 精神耐性 《○○耐性》(状態異常) 補助 自動 自身 自身を対象にした[状態異常]を発生させる判定すべてに対して、-10%のペナルティ修正を与える。 無効 スキル名 習得条件 属性 種別 対象 効果 ○○無効(属性) PLv30 効果参照 自動 自身 習得時に[属性]を[☆主属性]からひとつ選ぶ。スキル名の《○○》には、選択した属性の名前が入る。選択した属性に対して、[耐性 無]を得る。 ○○無効(状態異常) PLv30 補助 自動 自身 習得時に[状態異常]からひとつ選ぶ。スキル名の《○○》には、選択した[状態異常]の名前が入る。選択した状態異常に対して、[耐性 無]を得る。 不動心 《○○無効》(状態異常) 補助 自動 自身 自身を対象にした[混乱][恐怖][激怒][絶望]の付与を無効化する。 反射・吸収 スキル名 習得条件 属性 種別 対象 効果 ○○反射 PLv40 効果参照 自動 自身 習得時に[属性]を[☆主属性]からひとつ選ぶ。スキル名の《○○》には、選択した属性の名前が入る。選択した属性に対して、[耐性 反]を得る。 ○○吸収 PLv40 効果参照 自動 自身 習得時に[属性]を[☆主属性]からひとつ選ぶ。スキル名の《○○》には、選択した属性の名前が入る。選択した属性に対して、[耐性 吸]を得る。 威力系 スキル名 習得条件 属性 種別 対象 効果 ○○ブースタ PLv20 効果参照 自動 自身 習得時に[属性]を[☆主属性]からひとつ選ぶ。スキル名の《○○》には、選択した属性の名前が入る。選択した属性の魔法攻撃を行う際、魔法攻撃力が25%上昇する。 ○○ハイブースタ PLv50・《○○ブースタ》 効果参照 自動 自身 習得時に[属性]を[☆主属性]からひとつ選ぶ。スキル名の《○○》には、選択した属性の名前が入る。選択した属性の魔法攻撃を行う際、魔法攻撃力が50%上昇する。スキル《○○ブースタ》の効果と累積する。 万能ブースタ PLv30 万能 自動 自身 [万能]属性の魔法攻撃を行う際、魔法攻撃力が25%上昇する。 万能ハイブースタ PLv60・《万能ブースタ》 万能 自動 自身 [万能]属性の魔法攻撃を行う際、魔法攻撃力が50%上昇する。スキル《万能ブースタ》の効果と累積する。 一番星 PLv10 物理 自動 自身 ターン中、全てのエネミーより先に攻撃する時、与えるダメージが上昇する。 二連の鎖(○○) - 効果参照 自動 自身 取得時に属性をひとつ選択する。選択した属性の連鎖系スキルのダメージボーナスが1.2倍され、追撃で連鎖が起こる回数が1回増加する。 三連の鎖(○○) 《二連の鎖》 効果参照 自動 自身 取得時に属性をひとつ選択する。選択した属性の連鎖系スキルのダメージボーナスが1.4倍され、追撃で連鎖が起こる回数が2回増加する。 四連の鎖(○○) 《三連の鎖》 効果参照 自動 自身 取得時に属性をひとつ選択する。選択した属性の連鎖系スキルのダメージボーナスが1.8倍され、追撃で連鎖が起こる回数が3回増加する。 無限の鎖(○○) 《四連の鎖》 効果参照 自動 自身 取得時に属性をひとつ選択する。選択した属性の連鎖系スキルのダメージボーナスが2倍され、追撃で連鎖が起こる回数が8回増加する。 共感の呼応 - 効果参照 自動 自身 連鎖系のスキルのダメージが回数に応じて、ダメージボーナスが1.1倍アップする。この効果は1ターンに5回まで累積する。 以心伝心の絆 《共感の呼応》 効果参照 自動 自身 連鎖系のスキルのダメージが回数に応じて、ダメージボーナスが1.2倍アップする。この効果は1ターンに5回まで累積する。 女王の一刺し - 効果参照 自動 自身 自身のスキルで弱点属性を突いた時、ダメージボーナスが1.2倍アップする。 女帝の一刺し 《女王の一刺し》 効果参照 自動 自身 自身のスキルで弱点属性を突いた時、ダメージボーナスが1.5倍アップする。 奇襲の心得 - 効果参照 自動 自身 [状態異常]のエネミーに対する攻撃の、ダメージボーナスが1.2倍アップする。 真・奇襲の心得 《奇襲の心得》 効果参照 自動 自身 [状態異常]のエネミーに対する攻撃の、ダメージボーナスが1.5倍アップする。 [射撃]系 スキル名 習得条件 属性 種別 対象 効果 銃撃ブースタ Plv20 射撃 自動 自身 [射撃]属性の攻撃を行う際、自身の[物理攻撃力]が自動的に25%上昇する。 銃撃ハイブースタ PLv50《精密射撃》 射撃 自動 自身 [射撃]属性の攻撃を行う際、自身の[物理攻撃力]が自動的に50%上昇する。 トリガーハッピー 《精密射撃》 射撃 自動 自身 [射撃]属性の攻撃を行う際、命中判定後に、ダイスを1つ選択し、そのダイス目に+1する(命中判定にボーナス修正を得るわけではない)。 見切り系 スキル名 習得条件 属性 種別 対象 効果 ○○見切り PLv10 効果参照 自動 自身 習得時に[属性]を[☆主属性]からひとつ選ぶ。スキル名の《○○》には、選択した属性の名前が入る。戦闘時に選択した属性の魔法攻撃の対象になった際、[回避判定]に+2のボーナス修正を得る。 極・○○見切り PLv30・《○○見切り》 効果参照 自動 自身 習得時に[属性]を[☆主属性]からひとつ選ぶ。スキル名の《○○》には、選択した属性の名前が入る。戦闘時に選択した属性の魔法攻撃の対象になった際、[回避判定]に+4のボーナス修正を得る。スキル《○○見切り》の効果と累積する。 雨に唄えば - 効果参照 自動 自身 天気が[雨]のとき、[回避判定]に+2のボーナス修正を得る。 大天使の加護 - 効果参照 自動 自身 [☆主属性]の魔法攻撃の対象になった際、[回避判定]に+2のボーナス修正を得る。 効果UP系 スキル名 習得条件 属性 種別 対象 効果 癒しの指 PLv10 補助 自動 自身 使用する[回復]属性のスキルの[効力]が自動的に1.5倍になる。 聖母の両手 PLv30・《癒しの指》 補助 自動 自身 使用する[回復]属性のスキルの[効力]が自動的に2倍になる。 神々の加護 PLv50・《聖母の両手》 補助 自動 自身 使用する[回復]属性のスキルの[効力]が自動的に2.5倍になる。 確率UP系 スキル名 習得条件 属性 種別 対象 効果 ○○率UP - 妨害 自動 自身 習得時に[状態異常]からひとつ選ぶ。スキル名の《○○》には、選択した[状態異常]の名前が入る。戦闘時に選択した属性の魔法攻撃の対象になった際、[回避判定]に+4のボーナス修正を得る。 ハマ成功率UP - 祝福 自動 自身 スキル《ハマ》《ハマオン》《マハンマ》《マハンマオン》の成功確率に+20%のボーナス修正を得る。 ムド成功率UP - 呪怨 自動 自身 スキル《ムド》《ムドオン》《マハムド》《マハムドオン》の成功確率に+20%のボーナス修正を得る。 状態異常成功率UP - 妨害 自動 自身 自身の攻撃で発生するすべての[状態異常]の成功確率に+10%のボーナス修正を得る。 浮かない空 - 補助 自動 自身 天気が[雨]または[○○注意報]の時、[状態異常]を与えるスキルの付着率に+30%する。 ステータス上昇系 スキル名 習得条件 属性 種別 対象 効果 攻撃の心得 《タルカジャ》 補助 自動 自身 戦闘開始時に自動的にスキル《タルカジャ》が発動する。このスキルは《タルカジャ》を習得していなくても、効果が発動する。 防御の心得 《ラクカジャ》 補助 自動 自身 戦闘開始時に自動的にスキル《ラクカジャ》が発動する。このスキルは《ラクカジャ》を習得していなくても、効果が発動する。 素早さの心得 《スクカジャ》 補助 自動 自身 戦闘開始時に自動的にスキル《スクカジャ》が発動する。このスキルは《スクカジャ》を習得していなくても、効果が発動する。 逆境の覚悟 《リベリオン》 補助 自動 自身 [ピンチエンカウント]時に自動的にスキル《リベリオン》が発動する。このスキルは《リベリオン》を習得していなくても、効果が発動する。 ハイボルテージ 《リベリオン》 補助 自動 自身 [チャンスエンカウント]時に自動的にスキル《リベリオン》が発動する。このスキルは《リベリオン》を習得していなくても、効果が発動する。 アドバイス 《ハイボルテージ》 補助 自動 自身 戦闘開始時に自動的にスキル《リベリオン》が発動する。このスキルは《リベリオン》を習得していなくても、効果が発動する。 魔導の才能 - 補助 自動 自身 自身の[魔法攻撃力]を25%上昇する。 マハタルカオート 《マハタルカジャ》 補助 自動 自身 戦闘開始時に自動的にスキル《マハタルカジャ》が発動する。このスキルは《マハタルカジャ》を習得していなくても、効果が発動する。 マハラクカオート 《マハラクカジャ》 補助 自動 自身 戦闘開始時に自動的にスキル《マハラクカジャ》が発動する。このスキルは《マハラクカジャ》を習得していなくても、効果が発動する。 マハスクカオート 《マハスクカジャ》 補助 自動 自身 戦闘開始時に自動的にスキル《マハスクカジャ》が発動する。このスキルは《マハスクカジャ》を習得していなくても、効果が発動する。 タッチアンドゴー - 補助 自動 自身 [バトンタッチ]の効果で、自身が[イニシアチブキャラクター]の権利を得た際、自動的に《スクカジャ》が発動する。 武道の心得 PLv30 補助 自動 自身 自身がスキルを使用する際に消費する[HP]が半分になる。 魔術の素養 PLv30 補助 自動 自身 自身がスキルを使用する際に消費する[SP]が半分になる。 ステータス低下系 スキル名 習得条件 属性 種別 対象 効果 コーチング - 補助 自動 自身 自身を対象にした攻撃の命中判定の、高い方のダイス目に-1する(命中判定の達成値には影響しない)。この効果で[クリティカル値]を下回った場合、[クリティカル]は無効になる。 背水の陣 - 補助 自動 自身 [ピンチエンカウント]の際、自身を対象にした[万能]属性以外の攻撃の命中判定の達成値が1/3となる。 アリ・ダンス 《極・○○見切り》 補助 自動 自身 自身を対象にした攻撃の命中判定の達成値が1/4となる。 自動回復系 スキル名 習得条件 属性 種別 対象 効果 小気功 - 補助 自動 自身 戦闘中に自身が[イニシアチブキャラクター]の権利を得た際、[SP]が3点回復する。この効果は1ラウンドに1回まで発動する。 中気功 《小気功》 補助 自動 自身 戦闘中に自身が[イニシアチブキャラクター]の権利を得た際、[SP]が5点回復する。この効果は1ラウンドに1回まで発動する。 大気功 《中気功》 補助 自動 自身 戦闘中に自身が[イニシアチブキャラクター]の権利を得た際、[SP]が7点回復する。この効果は1ラウンドに1回まで発動する。 小治癒促進 - 補助 自動 自身 戦闘中に自身が[イニシアチブキャラクター]の権利を得た際、[HP]が2%回復する。この効果は1ラウンドに1回まで発動する。 中治癒促進 《小治癒促進》 補助 自動 自身 戦闘中に自身が[イニシアチブキャラクター]の権利を得た際、[HP]が4%回復する。この効果は1ラウンドに1回まで発動する。 大治癒促進 《中治癒促進》 補助 自動 自身 戦闘中に自身が[イニシアチブキャラクター]の権利を得た際、[HP]が6%回復する。この効果は1ラウンドに1回まで発動する。 勝利の息吹 - 補助 自動 自身 戦闘終了後に自身の[HP]・[SP]が8%回復する。 勝利の雄叫び 《勝利の息吹》 補助 自動 自身 戦闘勝利後に自身の[HP]・[SP]が全回復する。 ヒートアップ - 補助 自動 自身 [チャンスエンカウント]時、自身が[イニシアチブキャラクター]の権利を得た際、[HP]が5%、SPが10回復する。 食いしばり - 補助 自動 自身 1戦闘につき1度だけ、自身の[HP]が0になった際、自動的に[HP]が1回復し、[戦闘不能]状態を解除する。 不屈の闘志 《食いしばり》 補助 自動 自身 1戦闘につき1度だけ、自身の[HP]が0になった際、自動的に[HP]が全回復し、[戦闘不能]状態を解除する。 生還トリック - 補助 自動 自身 [即死]効果を受けた際に、自動的に必ず[HP]が1で生き残る。 瞬間回復 - 補助 自動 自身 自身が受けた[状態異常]を回復する為の必要ターンが1ターンになる。 ソウルチェイン - 補助 自動 自身 自身が[バトンタッチ]の対象となった際、[SP]が20回復する。 カウンタ系 スキル名 習得条件 属性 種別 対象 効果 カウンタ - 補助 自動 自身 自身を対象にした[斬撃]属性または[衝撃]属性の攻撃に対して、10%の確率で限定的に[耐性 反射]を得る事ができる。《ヘビーカウンタ》または《ハイパーカウンタ》の効果は累積しない。 ヘビーカウンタ 《カウンタ》 補助 自動 自身 自身を対象にした[斬撃]属性または[衝撃]属性の攻撃に対して、15%の確率で限定的に[耐性 反射]を得る事ができる。《カウンタ》または《ハイパーカウンタ》の効果は累積しない。 ハイパーカウンタ 《ヘビーカウンタ》 補助 自動 自身 自身を対象にした[斬撃]属性または[衝撃]属性の攻撃に対して、20%の確率で限定的に[耐性 反射]を得る事ができる。《カウンタ》または《ヘビーカウンタ》の効果は累積しない。
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/226.html
俺「ストライクウィッチーズらしい」 362-397 目次へ戻る 次へ Episode0『プロローグ』 第501統合戦闘航空団。通称、ストライクウィッチーズによりロマーニャが開放され部隊が解散されてから数ヶ月。 解散後もメンバー達は各々の目的を果たすため日々奮闘していた。 扶桑の宮藤芳佳もその一人だ。 彼女は先の戦いで魔力を完全に使い果たしウィッチとしての能力を完全に失ってしまった。 もう彼女は飛ぶことすら出来ない。 しかし、彼女は家業の医師としての仕事を次ぐために日々修行していた。 そんなある日のことだった。 ?「御免ください。」 宮藤母「は~い。あら、あなたは・・・」 そこにいたのは扶桑海軍所属の土方兵曹だった。 土方「ご無沙汰しております。ご息女はいらっしゃいますか?」 宮藤母「ええ、いますけれど・・・」 土方「お話ししたいことがあるのですが少々お時間のほうを・・・」 芳佳「どうしたのお母さん?お客さ・・・あ!土方さん!」 土方「ご無沙汰しております、宮藤さん。」 芳佳「今日はどうしたんですか一体?」 宮藤母「芳佳にお話しがあるそうよ・・・」 芳佳「そうなんですか!?なら上がってってください。」 土方「お邪魔してもよろしいでしょうか?」 宮藤母「ええ、どうぞ上がってください。」 土方「ではお邪魔します。」 ---居間--- 宮藤母「粗茶です、どうぞ。」コト・・・ 土方「ああ、どうぞお構いなく・・・」 芳佳「それでお話しって・・・」 土方「はい、そのことなんですが・・・」 宮藤母「また・・・芳佳を連れて行くんですか・・・?」 土方「・・・・・はい。」 芳佳「え・・・?それってどういう・・・」 土方「はい・・・」 土方「第501統合戦闘航空団が再結成されます。」 そう、依然世界からネウロイの脅威は去っていなかったのだ・・・ 芳佳「ほんとうですか!?あ・・・でも私にはもう・・・」 宮藤母「そうです。芳佳にはもう魔力が無いんですよ?それなのに・・・」 土方「宮藤さんにはぜひウィッチーズの軍医としてのご同行願いたいと坂本少佐が・・・」 芳佳「坂本さんが?でも、坂本さんももう魔力が・・・」 土方「はい、確かに少佐は魔力をなくされました。」 土方「しかしながら教官としての少佐の能力は衰えていません。」 土方「そのためぜひ教官として迎えたいとカールスラントのミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐から要請があり・・・」 芳佳「ミーナ隊長が・・・」 土方「はい、それならば宮藤さんもぜひ連れて行きたいと少佐が・・・」 宮藤母「でも、芳佳がいってもお荷物になるだけじゃ・・・」 土方「いえ、なんでも宮藤さんはウィッチーズにいたとき食事当番を良くやっていたそうですね?」 芳佳「は、はい・・・やってました。」 土方「そのときの食事の評判がとてもよろしかったそうで、今回もぜひやっていただきたいと・・・」 芳佳「な、なんだか照れちゃうな・・・///」 土方「それにあなたという存在がウィッチーズの士気を保つためにも必要だと坂本少佐がおっしゃっていました。」 芳佳「私が・・・」 土方「無理にとは言いません。ですが可能ならばぜひ来て欲しいのです。」 芳佳「今度はどこを開放するんですか・・・?」 土方「はい、私が聞いた限りでは・・・」 土方「カールスラントだと。」 芳佳「カールスラント・・・」 土方「ええ、あの国は依然ネウロイに占領されたままです。」 土方「そこで、先日の国際会議でカールスラントの奪還作戦が発令されたそうです。」 芳佳「それをストライクウィッチーズが・・・」 土方「はい、ウィッチーズの中でもかなり功績のある部隊ですから・・・」 土方「たしか、501にはカールスラント出身の方もいらっしゃいましたよね?」 芳佳「はい、バルクホルンさんとハルトマンさんとミーナ隊長が・・・」 土方「そうですか・・・。宮藤さん厚かましいようで申し訳ないのですが、私も宮藤さんにはぜひついていっていただきたいと思います・・・」 芳佳「え・・・?」 土方「実はお2人が帰国してから少佐から501での話しをいろいろと聞きました。」 土方「もちろん宮藤さんのご活躍も・・・」 土方「その話の中でも少佐は特に宮藤さんのことを多く話してくれました。」 土方「それで、思ったんです。」 土方「あの部隊にはあなたが必要なんだと。」 土方「あなたがあの部隊に来てから部隊の皆さんもずいぶん変わったそうです。もちろん良い意味で。」 土方「少佐も言ってました。どんな時も宮藤さんが中心にいたと。」 芳佳「・・・・・・」 土方「あなたのおかげで本当の意味で部隊が一つになったと。」 土方「宮藤さん。どうかわれわれのお願いを聞いてはいただけないでしょうか・・・」 芳佳「・・・・・・少し・・・」 土方「・・・・・?」 芳佳「・・・少しだけ時間をください。」 芳佳「ダメ・・・ですか・・・?」 土方「いえ、時間はまだあります。」 土方「出発まではまだ2ヶ月ほどありますから。」 芳佳「それまでには必ず決めます・・・だから・・・」 土方「わかりました。それでは今日のところは失礼します・・・」 ---玄関--- 土方「今日は突然押しかけてしまってどうもすみませんでした。」 宮藤母「いいえ・・・」 土方「ああ、そういえば少佐から伝言を預かっていました。」 芳佳「・・・?」 土方「『私達は11人でストライクウィッチーズだ』」 芳佳「!!」 土方「いい返事を期待しています・・・それではまた。」 そう言って土方は去っていった。 宮藤母「・・・芳佳。」 芳佳「・・・なに、お母さん?」 宮藤母「本当はもう決まってるんでしょう?」 芳佳「・・・・・」 宮藤母「・・・行って来なさい。」 芳佳「・・・・・え!?」 宮藤母「お話を聞いててお母さん、すごくうれしかったわ。」 宮藤母「お母さんの知らないところで芳佳がそんなに成長していたなんて・・・」 宮藤母「それに、芳佳を必要としている人がたくさんいることもわかったし・・・」 芳佳「でもお母さん・・・私がいなくなったらまたお母さん達に心配かけちゃう・・・」 宮藤母「大丈夫よ。」 芳佳「え・・・?」 宮藤母「さっきのお話し聞いて心配なんて吹っ飛んじゃった。」 宮藤母「それにお父さんも言ってたでしょ?」 宮藤博士「芳佳。お前には母さんやおばあちゃんに負けない大きな力がある。その力で・・・」 宮藤博士『みんなを守るような立派な人になりなさい。』 ―――――― ――――― 2週間後芳佳は先日の返事をするために横須賀基地にいる坂本美緒のもとを訪れていた。 芳佳「こんにちはー」 整備士「おお!宮藤さんじゃないか!」 芳佳「お久しぶりです!あの、坂本さんはいらっしゃいますか?」 整備士「ああ、少佐に会いに来たのか。案内するよ。」 芳佳「ありがとうございます!」 ---施設内廊下--- 土方「宮藤さん!」 芳佳「こんにちは。その・・・今日はお返事に来ました・・・」 土方「そうでしたか!君、後は私が引き受けるから仕事に戻ってくれ。」 整備士「はっ!・・・それじゃあね、宮藤さん。」 芳佳「はい、案内ありがとうございました。」 土方「ではこちらへ・・・」 ---来客室--- 土方「少佐はもう少しで参りますので少々ここでお待ちください。」 芳佳「わかりました。」 5分後・・・ ガチャ・・・ 扉が開いた。そこにいたのは忘れもしない恩師の姿であった。 坂本「ひさしぶりだな、宮藤!」 芳佳「坂本さん!」 久々の再開に2人はしばらく思い出話しに花を咲かせていた。 坂本「ところで宮藤。」 突然坂本が真剣な面持ちになった。 坂本「先日の話の返事が聞きたいのだが・・・」 そう、カールスラントへ芳佳がついてくるのかという話しだ。 芳佳「あ、そうでしたね・・・すっかり忘れちゃってました・・・」 芳佳の相変わらずさにあきれてため息をつく坂本。 坂本「まったく・・・仕方の無いやつだ・・・それで?」 芳佳の眼差しが真剣なものに変わった。 芳佳「坂本さん・・・」 芳佳「私も連れて行ってください!」 芳佳「この2週間ずっと考えました。」 芳佳「ううん、答えははじめから決まってました。でも・・・」 坂本「でも?」 芳佳「やっぱり迷ったんです。家のことを考えると・・・」 芳佳「おばあちゃんやお母さんそれにみっちゃんにこれ以上心配かけてもいいのかなって。」 芳佳「でもみんな言ってくれました、『いってきなさい』って。」 芳佳「だから私行きます!私にも出来ることがあるから!」 坂本「はっはっは!そうか。なら一緒に行こう宮藤!」 坂本「私達は11人で『ストライクウィッチーズ』だ!」 芳佳「はい!」 こうして新たな物語の歯車が回り始めた。 続き→ペルソナ1 -ページの先頭へ
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/7631.html
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス 機種:3DS 作・編曲者:喜多條敦志 発売元:アトラス 発売年:2018 概要 『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』の続編。略称は『PQ2』。 『ペルソナ3(P3)』・『ペルソナ4(P4)』・『ペルソナ5(P5)』の登場人物が作品の垣根を越えて集まるクロスオーバー作品。 さらに『ペルソナ3 ポータブル(P3P)』の女主人公も登場する。 音楽は前作と同じくアトラス所属の喜多條敦志氏がメインコンポーザーを務めている。 『P3』の川村ゆみ氏、『P3P』の藤田真由美氏、『P4』の平田志穂子氏、『P5』のLyn氏と各シリーズのボーカリストも一同勢ぞろい。 今回も作品ごとによって個別の通常戦闘曲が用意されており、それぞれ原作での通常戦闘曲のイメージに沿った形の音楽となっている。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 Disc 1 ROAD LESS TAKEN 喜多條敦志 オープニングテーマ歌:川村ゆみ、Lotus Juice、平田志穂子、Lyn 2018年87位 Theater ペルソナ-monologue- 作:青木秀仁編:喜多條敦志 『女神異聞録ペルソナ』のアレンジ Break it Down -inside the cinema- 作:目黒将司編:喜多條敦志 Anime 01 メメントス-inside the cinema- 世紀末ドライブ 喜多條敦志 異質な世界 Thrilling 映画館へ Puzzling たった二人の観客 錯覚? He is Justice, Justice is him 怪しい気配 Welcome to KamoCity Invitation to Freedom P5版通常戦闘曲歌:Lyn 2018年32位 The Show is Over 試写室の双子 全ての人の魂の詩 目黒将司 ベルベットルーム Cinematic Tale -Solo- 喜多條敦志 映画館ロビー(P5)歌:Lyn Popcorn 盲信の街 第1シアター(前半) 盲信の街-another version- 第1シアター(後半) Anime 04 Pull the Trigger P3P版通常戦闘曲歌:藤田真由美、Lotus Juice 2018年102位 やさしい気持ち-inside the cinema- Suppression Life Will Change Instver. -inside the cinema- 作:目黒将司編:喜多條敦志 Nothing is Promised 喜多條敦志 ボス戦歌:Lotus Juice 2018年311位 Swear to My Bones -inside the cinema- 開錠 ペルソナ-終幕- 作:青木秀仁編:喜多條敦志 全ての人の魂の詩-終幕- 作:目黒将司編:喜多條敦志 Disc 2 ジュネシック・ランドのテーマ 喜多條敦志 Paradise and Survival 似た者同士 Like a dream come true -inside the cinema- 作:目黒将司編:喜多條敦志 Unmasking 喜多條敦志 Cinematic Tale -Duo- 映画館ロビー(P5+P4)歌:平田志穂子、Lyn Friendly Talk 全ての人の魂の詩-Music Box- 作:目黒将司編:喜多條敦志 Funny Friends 喜多條敦志 Jungle Quest 第2シアター(前半) Jungle Quest -another version- 第2シアター(後半) Remember, We Got Your Back P4版通常戦闘曲歌:平田志穂子 2018年55位 生存競争 Hunted, Hunting F.O.E戦 記憶の片隅-inside the cinema- 作:目黒将司編:喜多條敦志 Theme of A.I.G.I.S 喜多條敦志 Connected Wait and See P3版通常戦闘曲歌:川村ゆみ、Lotus Juice 2018年96位 Joy -inside the cinema- 作:目黒将司編:喜多條敦志 ポロニアンモール-inside the cinema- 歌:川村ゆみ Synchronized City 喜多條敦志 第3シアター(前半) Synchronized City -another version- 第3シアター(後半) 危機 Anime 10 作:目黒将司編:喜多條敦志 Party, Party 喜多條敦志 Cinematic Tale 映画館ロビー(P5+P4+P3)歌:川村ゆみ、藤田真由美、平田志穂子、Lyn 2018年176位 Coffee Break Robot Lab Examination Game 心 Our Strength ボス戦 Disc 3 LaLaLaグッバイ個性! 喜多條敦志 暗い影 ゆかいなせかい childhood ひかりはわるいこ! Peculiar World 第4シアター(前半) Peculiar World -another version- 第4シアター(後半) そうだよね? ふかいなせかい あなたを普通にしてあげる ドーの正体 Anime 12 Film 扉 映画監獄 Hero and Heroine Last Scene 第5シアター 待ち受けるもの The Calm ラスボス戦1 Enlil The Tempest ラスボス戦2 monotone colorful world -finale- Theater -closing- colorful world -piano ver.- 学園の記憶-inside the cinema- 作:目黒将司編:喜多條敦志 それでも・・・ New Beginning -inside the cinema- colorful world 喜多條敦志 エンディングテーマ歌:川村ゆみ、平田志穂子、Lynn サウンドトラック ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス オリジナル・サウンドトラック オープニングムービー
https://w.atwiki.jp/wiki10_persona3/pages/352.html
ペルソナ/アルカナ別/FES ここはペルソナをアルカナ別、コミュ別でまとめるページです。 仲間専用ペルソナは【ペルソナ/仲間】を参照。 レベルの高い順に上へ ※スキルの習得レベルはFES本編のもので、後日談では全て1レベル刻みで習得します。 ペルソナ/アルカナ別/FES/愚者~運命 ┣00. 愚者 the FOOL . ┣01. 魔術師 the MAGICIAN . ┣02. 女教皇 the HIGHPRIESTESS . ┣03. 女帝 the EMPRESS . ┣04. 皇帝 the EMPEROR . ┣05. 法王 the HIEROPHANT . ┣06. 恋愛 the LOVERS . ┣07. 戦車 the CHARIOT . ┣08. 正義 the JUSTICE . ┣09. 隠者 the HERMIT . ┗10. 運命 the WHEEL OF FORTUNE . ペルソナ/アルカナ別/FES/剛毅~永劫 ┣11. 剛毅 the STRENGTH . ┣12. 刑死者 the HANGEDMAN . ┣13. 死神 the DEATH . ┣14. 節制 the TEMPERANCE . ┣15. 悪魔 the DEVIL . ┣16. 塔 the TOWER . ┣17. 星 the STAR . ┣18. 月 the MOON . ┣19. 太陽 the SUN . ┣20. 審判 the JUDGEMENT . ┗XX. 永劫 the AEON .